しももとクリーニングには保管サービスはない!布団保管サービスをしていない理由について
しももとクリーニングでは、あえて布団の保管サービスを提供していません。
それには明確な理由があります。
お客様の大切な布団をクリーニングした直後の、もっとも清潔で心地よい状態のままご家庭にお届けしたいと考えているからです。
保管という工程をはさむことで、たとえわずかでも湿気やニオイの付着、形状変化のリスクが生まれてしまう可能性があります。
そうしたことを避けるために、仕上がった布団はすぐにご自宅で管理・使用していただきたいのです。
クリーニングの品質を最大限に活かし、清潔でふんわりとした快適な眠りを一日でも早く感じていただくための選択として、私たちは保管サービスを行わないことを大切にしています。
理由1・ クリーニング後すぐに最高のコンディションで使ってほしいから
布団は洗いたてが最もコンディションの良い状態です。
ふわっとしたボリューム感や、洗い上がった清潔な香り、心地よい肌ざわりを損なわずにお届けするためには、できるだけ早く使っていただくことが何より大切なのです。
保管中の環境がどんなに整っていても、時間の経過とともに少しずつ状態は変わってしまいます。
特に吸湿性の高い布団は、湿気を吸い込みやすく、保管中にニオイがついたり、空気中のほこりを吸い込んだりすることもあるため、ベストな状態を保つには「すぐに使う」ことが最も有効なのです。
しももとクリーニングでは、こうした繊細な寝具にふさわしいお手入れを心がけ、お客様にクリーニング直後の最高の状態でお届けすることを重視しています。
仕上がった時点がふとんのベストコンディション
クリーニングを終えた布団は、しっかりと洗浄され、自然乾燥や仕上げによってふっくらとした状態が保たれています。
このタイミングこそが、布団本来のふくらみと快適さをもっとも感じられる瞬間です。
しももとクリーニングでは、仕上がりの良さに誇りを持っているからこそ、その状態をそのままお客様に味わっていただきたいという思いがあります。
保管をはさんでしまうと、たとえ最適な環境下であっても、わずかながら空気中の水分を吸ってしまったり、他の物と重なって圧力がかかってしまったりする可能性が否定できません。
そのため私たちは、できる限り早くお届けし、お客様のもとですぐにご利用いただけるようにしています。
保管中に湿気やニオイがつくリスクを考えると、できるだけ早く自宅で管理した方がいい
保管環境をどれだけ厳密に管理していたとしても、完全に湿気やニオイを遮断することは非常に難しいものです。
特に日本は湿度が高く、季節によっては倉庫内の湿度コントロールも万全とは言い切れないことがあります。
布団は非常に吸湿性が高いため、わずかな水分や空気中のにおいも取り込みやすく、せっかくクリーニングした状態が時間とともに劣化してしまうこともあります。
そのため、お届け後すぐに自宅で風通しの良い場所に保管したり、布団カバーをかけて使用したりするほうが、結果的にコンディションを維持しやすいのです。
私たちは、こうしたリスクを避けて、お客様に最も良い状態でご使用いただくことを第一に考えています。
理由2・保管によるふとんへの負担を避けたいから
布団は、長期間保管されることで少しずつ形が変わったり、ふくらみが失われたりすることがあります。
特に羽毛布団や天然素材のものはデリケートで、適切な空気の流れがないと湿気を含んで重くなったり、弾力性が失われてしまったりする可能性があるのです。
しももとクリーニングでは、布団そのものの素材や構造に対する理解をもとに、最もふさわしいお手入れ方法を追求しています。
そうした中で、保管というステップがふとんの状態に与える小さな負担も軽視せず、お客様のご自宅でしっかり管理いただくことが、結果的に長く快適に使える方法だと考えています。
布団は清潔であることも大切ですが、それ以上に「ふっくら感」を保つことも、睡眠の質に大きな影響を与えるのです。
長期間、倉庫で保管していると温度・湿度管理が万全でもふとんのふくらみや質感に影響が出るリスクがある
倉庫内での保管は、どれだけ温度や湿度を管理していたとしても、「完全にふとんのコンディションを保てる」と言い切ることはできません。
実際、長期保管の間に少しずつ空気を含んだ繊維がへたり、元のふくらみが戻らなくなることもあります。
特に羽毛布団やウール素材の布団は繊細で、ちょっとした圧力でも型崩れを起こしやすく、質感の変化を招く恐れがあるのです。
そういった事例を過去に数多く見てきた私たちは、いくら最適な保管環境を整えたとしても、やはり仕上がった直後にご自宅でしっかりと保管・使用いただくほうが、安全で確実だと判断しています。
大切な布団をより長く、美しく、快適に使っていただくために、私たちはこのような選択をしているのです。
クリーニング品質にとことんこだわっているから保管による品質劣化の可能性を極力避けたい
しももとクリーニングでは、ただ洗うだけではなく「どれだけ良い状態で仕上げられるか」という部分にも強いこだわりを持っています。
それは、ふとんが直接肌に触れる寝具である以上、見た目だけでなく肌ざわりや香り、ふっくら感といった五感すべてに影響を与えるからです。
そんなこだわりのあるクリーニングを施したあとで、もし保管によって微妙に状態が変わってしまったら、それは非常にもったいないことだと考えます。
だからこそ私たちは、保管を挟まずに、ベストな状態でご家庭に届けるという方法を選んでいます。
それが結果的に、しももとクリーニングの品質を実感していただける一番の形だと思っているのです。
お客様に本当に満足していただくために、品質維持にはどこまでもこだわっていきたいのです。
理由3・他人のふとんと一緒に保管するリスクを避けたいから
布団というものは、肌に直接触れるものだからこそ、衛生面には特に気を遣いたいものです。
保管サービスを導入する場合、どうしても複数の布団を同じ倉庫内に保管する必要が出てきます。
その際、仮にしっかりクリーニングされた布団であっても、別の布団にわずかでも雑菌やダニ、カビなどが残っていた場合、それが他の布団に移るリスクを完全に防ぐことは難しいのです。
また、他人の布団の匂いが微かにでも移ってしまうと、せっかくの清潔な仕上がりに不快感を覚える方も少なくありません。
しももとクリーニングでは、お客様の大切な布団を「最後まで安心して使っていただくこと」を最優先に考えているため、このようなリスクを極力排除したいという想いから、保管サービスは行っていません。
他人の布団を一緒に保管することでダニ・カビ・雑菌のリスクがある
保管施設がどれだけ清潔で温湿度管理が徹底されていたとしても、他人の布団と空間を共有することには衛生的な不安がつきまといます。
特に布団は、汗や皮脂、ホコリなどを吸い込みやすく、ダニやカビの温床になりやすい寝具です。
万が一、クリーニング前に完全に除去しきれていなかった汚れや雑菌があった場合、それが近くの布団に移るというリスクはゼロではありません。
お客様にとっては、しっかり洗浄された自分の布団に他人由来の汚れや菌が付くということはあってはならないこと。
だからこそ、私たちはあえて他人の布団と空間を共有するような保管方法を採用していないのです。
これはお客様の健康と安心を守るための大切な判断です。
他人の匂いが移るリスクがある/肌に直接つくものだからこそ保管は厳重にしてほしい
どんなに清潔な環境でも、布団は素材の性質上、匂いを吸収しやすい特性があります。
もし他人の布団にわずかな香水や柔軟剤の残り香、生活臭があった場合、それが保管中に他の布団に移る可能性があります。
自分の布団から知らない匂いがすると、それだけで使うのが不快になることもあるでしょう。
特に布団は、顔や肌が直接触れるもの。
匂いや感触に対する敏感さは、他の衣類とは比べものになりません。
だからこそ、私たちは保管という選択を避け、お客様自身が自宅での管理に安心して移行できるようにしています。
他人と共有する空間での保管は、どんなに工夫しても一定のリスクが残るもの。
そのリスクをお客様に背負わせないことが、私たちのこだわりです。
理由4・保管コストを価格に転嫁したくないから
保管サービスを行うためには、大型の倉庫スペースを確保することが必要です。
それに加え、布団というデリケートな寝具を守るには、温度・湿度の細かな管理が求められ、機械設備の導入や電気代の負担も無視できません。
さらに、個々の布団を適切に管理するための在庫管理システムも導入しなければならず、運営コストはかなりのものになります。
こうしたコストを回収するためには、当然サービス料金に反映せざるを得ません。
ですが、しももとクリーニングでは、そうした付加的な費用をお客様に求めるのではなく、クリーニングそのものの品質に集中して価格を設定しています。
無駄を省きながらも、最大限の満足をお届けする。
そのバランスを大切にしているからこそ、保管サービスを導入していないのです。
大型倉庫の維持費、温湿度管理コスト、在庫管理システムのコストなどにより利用料金が上がってしまう
倉庫を保有・運営するには、広大なスペースの確保はもちろん、湿度や温度の自動調整機能を備えた空調設備、セキュリティ体制、棚卸しやトレーサビリティのための管理システムなど、多くのコストが必要になります。
その上、布団は衣類よりもはるかに場所を取り、定期的な入出庫にも人手がかかります。
これらの設備や人件費の負担は、最終的にはサービス料金としてお客様に上乗せされてしまうことになります。
私たちは、そういった間接的なコストをなくし、本当に価値のある部分—つまりクリーニングの品質—に全力を注ぐことが正しいと考えています。
だからこそ、保管サービスを排除することで料金を適正に保ち、お客様にとって無理なく利用できるサービスを実現しているのです。
純粋なクリーニング品質にだけお金をかけてほしい
私たちは、お客様に支払っていただく金額のすべてを、「本当に価値のある部分」に集中させたいと考えています。
その価値とは、布団を清潔で安心して使える状態に仕上げるクリーニングの品質そのものです。
もし保管サービスを導入すれば、そのコストをサービス価格に反映せざるを得ず、結果として本来の目的であるクリーニングの質に対する投資が薄れてしまう可能性があります。
お客様には、余計な費用ではなく、本当に価値を感じられる部分にだけお金をかけてほしい。
だからこそ私たちは、必要最低限で最良のサービスを提供し、クリーニングの仕上がりでご満足いただけるよう努めています。
保管という付帯機能ではなく、芯のある品質こそが、しももとクリーニングの誇りなのです。
理由5・家庭での保管を前提に、長期保存向けの清潔仕上げをしているから
しももとクリーニングでは、保管サービスを行わない代わりに、ご家庭での長期保存を前提とした「清潔仕上げ」にこだわっています。
単に汚れを落とすだけでなく、布団の芯までしっかりと乾燥・除菌を行い、時間が経っても気になるニオイや湿気、カビなどが発生しにくい状態でお返ししています。
そのため、お客様はご自宅で押し入れやクローゼットにそのまま保管していただいても、安心して次のシーズンまで眠らせておくことができます。
こうした細やかな仕上げがあるからこそ、保管サービスがなくてもまったく困らないのです。
私たちは、お客様の暮らしに寄り添いながら、無駄のない本質的なサービスをお届けしたいと考えています。
その一環として、長期保管にも耐える品質を標準としています。
家庭で安心して保管できるよう、中までしっかり乾燥・除菌して返してくれる
布団の内部は思っている以上に湿気を含みやすく、通常のクリーニングでは表面だけが乾いていても、中まではしっかりと乾燥されていない場合も少なくありません。
ですが、しももとクリーニングでは、ふとんの中心までしっかりと熱と風を通し、隅々まで乾燥させた上で仕上げを行います。
さらに、高温スチームによる除菌も徹底しており、見た目の美しさだけでなく、内部の衛生状態にもこだわっています。
これにより、お客様がそのまま家庭で保管しても、カビや菌の繁殖、ニオイの再発などの心配が少なくなります。
こうした徹底したお手入れがあるからこそ、安心してご家庭での保管ができると、多くのお客様から高い信頼をいただいているのです。
そのまま押し入れで長期保管しても問題ないクオリティに仕上げている
クリーニング後の布団は、すぐに使用することも、季節をまたいで保管することも想定されています。
しももとクリーニングでは、どちらの場合でも快適に使っていただけるよう、徹底した衛生管理と仕上げ工程を行っています。
布団の内部までしっかり乾燥させることで湿気によるトラブルを防ぎ、さらに外袋も通気性と防塵性を兼ね備えた素材を使うことで、そのまま押し入れやクローゼットで保管しても問題のない品質に仕上げています。
ご家庭での保管に必要な要素はすべて備えた状態でお返しするからこそ、あえて保管サービスを用意しなくてもお客様にご満足いただけると信じています。
自宅での収納も安心して行える、そんな品質がここにはあります。
しももとクリーニングは保管サービスのオプションはない!布団保管サービスのメリット・デメリット
しももとクリーニングでは、布団の保管サービスは提供していませんが、世の中には布団をクリーニング後に一定期間預かる保管付きのサービスを行っているところもあります。
そういった保管サービスには、利用者の生活スタイルに合わせた利便性や、季節に応じた柔軟な対応ができるという面で多くのメリットがある一方で、デメリットやリスクも存在します。
保管を任せるということは、一見すると便利に感じるかもしれませんが、自分の目が届かない場所で布団を管理してもらうという不安も付きまとうものです。
そこでここでは、布団保管サービスを利用する場合に知っておきたいメリットを中心に整理しながら、しももとクリーニングがあえて保管を行っていない理由も含めてご紹介していきます。
メリット1・自宅スペースが空く
保管付きのクリーニングサービスを利用する最大の魅力のひとつは、自宅の収納スペースを大幅に確保できるという点です。
特に布団は大きくてかさばるため、ワンルームやマンション住まいの方にとっては、1組の布団でも収納に頭を悩ませることが多いのではないでしょうか。
シーズンオフの間、布団を預けることで押し入れやクローゼットがすっきりと使えるようになり、衣類や日用品を整理整頓しやすくなります。
また、掃除の手間も減るので、空間に余裕が生まれるだけでなく、生活全体の快適度もアップします。
特に子育て世代や荷物が多い家庭には、収納スペースの圧迫が解消されることは大きなメリットだと感じる方も多いはずです。
メリット2・ふとんの管理をプロに任せられる
布団の保管には、温度や湿度の管理、虫やカビの発生防止といった細やかな配慮が求められます。
その点、保管付きクリーニングサービスでは、プロの手によって管理された専用の倉庫で保管されるため、自宅での保管に不安がある方にとっては非常に心強いサービスといえます。
特に湿度が高い梅雨の時期や、気温が急変する季節の変わり目など、自宅の収納では管理が難しい時期も、専用倉庫なら安心して任せることができます。
また、布団の素材や種類に応じて最適な環境が用意されていることも多く、大切な布団を長く良い状態でキープしたいと考えている方にとっては、非常に有益なオプションになるでしょう。
管理のストレスから解放されたい方には嬉しい仕組みです。
メリット3・衣替えシーズンがラクになる
春や秋の衣替えシーズンになると、収納していた布団を出して、干したり整えたりする手間が発生します。
しかし、保管付きのサービスであれば、あらかじめクリーニング済みの清潔な状態で布団が戻ってくるため、自分で干したり掃除をしたりする必要がありません。
さらに、ふっくらとした仕上がりのまま届くので、開封してすぐに使えるのも大きな利点です。
時間に追われがちな働く方や子育て中の方にとって、布団を干す手間がなくなるというのは、かなりの負担軽減につながるでしょう。
衣替えのたびに感じる面倒さから解放され、スムーズに季節の切り替えができるのは、生活を少し楽にしてくれるメリットのひとつです。
忙しい日常にこそ嬉しいサポートと言えるでしょう。
メリット4・次シーズンに合わせて配送指定できる
保管付きクリーニングのサービスの中には、次のシーズンに合わせて布団を自動的に配送してくれる「お届け予約」ができる仕組みもあります。
たとえば、冬用布団であれば秋の終わり頃に届くように指定することで、衣替えのタイミングにピッタリ合わせた形で布団を受け取ることができます。
これにより、必要な時にすぐに使用できるだけでなく、保管中に布団が邪魔になることもなく、計画的な生活がしやすくなるのです。
また、忙しい方にとっては、毎年同じ時期に届けてもらえる習慣ができれば、その分だけスケジュールの管理も楽になります。
タイミングを気にせず、プロにおまかせで布団が戻ってくる安心感があるのは、ストレスフリーな暮らしの大きな助けになるはずです。
メリット5・長期間使わない布団も最適な環境でキープできる
来客用の布団やシーズン限定の寝具など、普段はほとんど使わない布団を清潔な状態で保つことは意外と難しいものです。
自宅で長期間保管すると、どうしても湿気がこもったり、ニオイが移ってしまったりすることがあります。
しかし、保管付きのクリーニングサービスでは、そういった布団を最適な環境で長期間キープできるため、いざというときにすぐに使える安心感があります。
とくに、ふだん使わないものだからこそ、保管環境がしっかり整っていることが大切です。
専用倉庫では温湿度のコントロールだけでなく、防虫対策やホコリ対策も施されているため、気持ちよく使用できる状態が維持されます。
使用頻度が少ない布団ほど、こうした保管サービスの恩恵を感じやすいでしょう。
デメリット1・保管料金などの 追加料金がかかる
布団の保管サービスを利用する際に、もっとも気になるのがやはり「追加料金」です。
基本のクリーニング料金に加え、保管スペースの確保、温湿度の管理、在庫管理のシステム運用など、多くのコストがかかっているため、どうしても追加料金が発生します。
その料金は一見少額に見えるかもしれませんが、シーズンをまたいで長期にわたって預けるとなると、意外と大きな出費になることも。
特に複数の布団を預ける場合や家族分を一括で保管するケースでは、思った以上に高額になってしまうことがあります。
費用対効果を考えると、本当にその金額をかけてまで保管すべきかどうかを見極める必要があります。
しももとクリーニングでは、こうした料金の上乗せが不要なよう、ご家庭での保管でも安心できる仕上がりを標準としています。
デメリット2・保管中にふとんのふわふわ感が落ちるリスクがある
布団の魅力は、なんといってもその「ふわふわ感」にあります。
しかし、長期間の保管によって、このふっくらとした質感が失われてしまうこともあるのです。
たとえ倉庫の環境が整っていたとしても、布団が圧縮されたり、重ね置きされたりすることで、中綿が偏ってしまったり、繊維がつぶれてしまうことがあります。
特に羽毛やウールなど天然素材を使用した布団はデリケートで、わずかな圧力でも復元力を失いやすい傾向にあります。
そのため、保管から戻ってきた際に「なんだかぺたんこになってる…」と感じることもあるかもしれません。
せっかくクリーニングでふっくらと仕上げても、保管によってその仕上がりが損なわれる可能性がある点は、見逃せないデメリットの一つです。
デメリット3・他人のふとんと同じ倉庫で保管されるリスクがある
保管サービスを利用する際、個別の完全密封スペースが確保されているとは限らず、多くの場合は他人の布団と同じ空間で保管されることになります。
すると、たとえ清潔にクリーニングされていたとしても、他人の布団から移る可能性のあるニオイや、万が一残っていた雑菌・ダニなどのリスクが気になるところです。
布団は肌に直接触れるものだからこそ、衛生的な不安は避けたいですよね。
さらに、匂いに敏感な方にとっては、他人の柔軟剤や生活臭が微かに移っただけでも大きなストレスになるかもしれません。
そういった点からも、他人と空間を共有するタイプの保管には、一定の不安要素が残るといえるでしょう。
大切な布団をより安心して使うためには、こうしたリスクも十分に考慮する必要があります。
デメリット4・預けたふとんをすぐ取り出せない場合がある
布団の保管サービスを利用していると、いざ使いたいと思ったときにすぐに手元に戻せないことがあります。
多くの保管業者では、取り出しの申請から発送までに数日〜1週間ほどかかるケースがあり、「急に寒くなったから布団を使いたい」「来客用に必要になった」といった急な場面で間に合わないことがあるのです。
特に繁忙期にはさらに時間がかかることも珍しくなく、思ったときにすぐに取り出せないストレスを感じることも。
これにより、せっかく便利なはずのサービスが不便に感じてしまう場合もあります。
生活スタイルが柔軟で、予定が変わりやすい方にとっては、タイムラグが生じるサービスよりも、自宅で必要なときにすぐに使える環境のほうが安心かもしれません。
デメリット5・素材やサイズによっては保管できないものもある
布団保管サービスは便利な一方で、すべての布団が対象になるわけではありません。
実際には、素材やサイズによっては保管対象外とされることがあります。
たとえば、大きめのキングサイズ布団や、特注サイズのもの、または特殊素材を使った高級布団などは、保管設備の都合や劣化リスクを避けるために断られるケースがあります。
また、長毛素材のムートンや、自然素材の繊細な製品などは、保管中の環境変化によって品質が変わってしまう可能性があるため、取り扱いが難しいと判断されることもあるのです。
お客様にとっては「せっかく預けようと思ったのに…」という残念な結果になることもあり得ます。
こうした制限があることも、保管サービスを利用する際のデメリットの一つといえるでしょう。
しももとクリーニングは保管サービスはない!保管サービスがある他の宅配クリーニングの布団保管の方法とは?
宅配クリーニング業者の中には、しももとクリーニングとは異なり、布団の保管サービスを提供しているところもあります。
特に共働き世帯や収納スペースに限りのあるご家庭からは、布団の保管まで一括で任せられることに魅力を感じる方も多いようです。
こうした保管サービスを導入している業者では、布団を丁寧にクリーニングした後、一定期間、専門の保管場所で預かってくれるのが一般的です。
保管場所には、布団に適した温湿度が保たれた専用の倉庫が使われ、配送スケジュールも柔軟に対応してくれる場合が多いです。
ただし、その保管方法や管理体制は業者ごとに異なるため、どの業者を選ぶかによってサービスの質や満足度が変わることもあります。
ここでは、代表的な宅配クリーニング業者の保管方法についてご紹介します。
大手の宅配クリーニング業者はクリーニング工場内か、または近くに設置された専用保管倉庫に布団を預かりま
布団保管サービスを提供している大手の宅配クリーニング業者では、クリーニングが完了した布団を、自社のクリーニング工場内やその近くに設置された専用の保管倉庫で管理しています。
これにより、布団が仕上がった後、スムーズに保管場所へ移され、外部への移動によるトラブルを減らすことができます。
倉庫には、布団の質を保つための設備が整っており、温度や湿度が常に一定に保たれるよう設計されているケースが多いです。
クリーニングの延長として、そのまま安全な環境で布団を預かってもらえるのは、利用者にとって手間が減り、利便性の高いサービスだといえるでしょう。
特に季節替わりの布団管理を外注したい方には、こうした体制は非常に魅力的かもしれません。
温度管理(だいたい20℃前後にキープ)、湿度管理(50%前後にキープ)の倉庫が多い
多くの宅配クリーニング業者が導入している保管倉庫では、布団に最適とされる温度・湿度の管理が徹底されています。
一般的には、温度はおよそ20℃前後、湿度は50%前後に保たれるように調整されており、布団にとって過ごしやすい空間が保たれているのです。
このような環境を維持することで、ダニやカビの発生を防ぎ、保管中も清潔な状態をキープすることができます。
また、外気との温度差による結露なども防げるため、ふとんの品質が落ちにくくなるというメリットもあります。
布団の保管においては、こうした環境管理がとても重要であり、信頼できる業者かどうかを見極めるポイントにもなります。
利用者が安心して任せられるよう、倉庫環境の工夫には各社とも力を入れているのです。
保管方法:圧縮するか、しないかは業者による
布団の保管方法として、「圧縮するか・しないか」は業者によって大きく異なります。
一部の業者では専用の圧縮袋を使って保管スペースを節約しつつ、湿気や虫の侵入を防ぐ仕組みを採用しています。
一方で、圧縮せずにそのままふっくらとした状態でラックや専用の棚に置いて保管するスタイルもあります。
圧縮しないことで型崩れや素材の劣化を避けるという考え方に基づいており、特に高級羽毛布団などでは非圧縮保管を推奨する業者も少なくありません。
どちらの方法にも一長一短があり、ふとんの種類や素材、使用予定の時期などによって適切な保管方法を選ぶことが大切です。
業者を選ぶ際には、圧縮の有無とその理由について説明が明確かどうかを確認するのも、安心の一歩です。
布団同士は基本的に個別管理 or ラック保管
布団の保管スタイルには、個別管理とラック保管という大きく2つの方法があります。
個別管理とは、布団を一枚ずつ専用のカバーや袋に入れて分けて保管する方法で、他の布団と触れ合わないように管理されています。
一方でラック保管は、倉庫内に設置された専用ラックに布団を重ねたり立てかけたりして保管する方法で、こちらも布団ごとにエリアを分けることで衛生面のリスクを減らしています。
どちらの方法でも、他人の布団と直接触れない工夫がされており、ニオイ移りや雑菌の付着といったリスクを抑える対策が取られています。
清潔さを保つことを最優先に考える業者ほど、個別に丁寧な対応をしている傾向があるため、その保管方法にも注目してみると良いかもしれません。
ふとんごとに専用カバーやビニール包装をして保管してるケースが多い
布団を清潔に保つために、多くの業者ではふとんごとに専用のビニール包装や不織布カバーを使用しています。
こうした包装は、ほこりや虫の侵入を防ぐだけでなく、保管中に他の布団と接触することで発生するニオイ移りや汚れのリスクを減らす役割も果たしています。
特に花粉症やアレルギーを持つ方にとっては、保管中のちょっとした変化が健康に影響を及ぼす可能性もあるため、しっかりとした梱包は非常に大切なポイントです。
また、専用カバーは通気性も配慮された素材で作られていることが多く、湿気がこもらないよう工夫されている場合もあります。
このように、丁寧な包装と個別管理によって、布団の状態が損なわれずに保たれるよう配慮されているのです。
他人の布団と直接触れないため臭い移りのリスクが減る
保管中の布団にとって、他人の布団と触れ合わないことはとても重要です。
なぜなら、人それぞれの生活臭や洗剤の香り、使用環境により布団には独特の匂いがついていることが多く、接触によりそれが移ってしまう可能性があるからです。
そこで、多くの業者では布団を1点ずつ個別に包装し、他の布団と物理的に接触しないように管理しています。
この方法はニオイ移りだけでなく、衛生面の観点からも非常に有効であり、利用者が安心して預けられるような体制となっています。
特に敏感な肌や鼻を持つ方にとっては、こうした細かな配慮がサービスの質に大きく関わるもの。
布団の持ち主が不快な思いをすることなく、次に使うときにも気持ちよく感じられるよう、個別保管が徹底されています。
倉庫内では 定期的な空気入れ替えや除湿作業をしてる業者もある
一部の宅配クリーニング業者では、布団の保管中により良い環境を維持するため、倉庫内で定期的に空気の入れ替えや除湿作業を行っています。
これは、時間の経過とともに湿気がこもることを防ぎ、布団内部にカビやニオイが発生するリスクを最小限に抑えるための措置です。
また、倉庫によっては高性能の除湿器や空気清浄機を導入しているところもあり、空気中の雑菌やホコリを除去することで、より衛生的な保管環境を実現しています。
こうした取り組みは、見えない部分での品質管理に直結しており、保管される布団の状態を左右する重要な要素です。
利用する側としても、表面上の説明だけでなく、こうした倉庫内の実際の管理体制に注目して選ぶことが大切です。
カビ発生チェック、 ニオイチェックなど細かく手入れするかどうかは、業者によってバラバラ
布団の保管中に行われるチェックやメンテナンスのレベルは、業者によって本当にさまざまです。
中には定期的にスタッフが目視や嗅覚でカビの発生や異臭の有無を確認し、必要があれば再クリーニングや除菌対応を行っているところもあります。
一方で、こうした細かな点検を行わず、倉庫に預けたまま放置状態に近い運用をしている業者もないわけではありません。
こういった差は、布団が返ってきたときの状態に直結するため、事前にどれだけ管理体制が整っているかを確認することがとても大切です。
利用者としては「保管=安全」と思いがちですが、その実態は業者ごとに異なるため、選ぶときには慎重な見極めが必要になります。
細やかな手入れがあるかどうかが、最終的な満足度に大きく影響します。
保管期間後は指定日時に自宅へ配送される
宅配クリーニングの布団保管サービスでは、預けた布団は保管期間が終了したのち、指定された日時に自宅へ配送される仕組みが一般的です。
多くの場合、利用者はあらかじめ返却希望日を設定できたり、事前に確認の連絡を受けることができるようになっており、自分の都合に合わせたタイミングで布団を受け取ることができます。
特に季節の変わり目や寒暖差の激しい時期には、布団を受け取るタイミングが重要になるため、こうした柔軟な配送対応は大きなメリットと言えます。
しっかりと保管された布団が、必要なときにベストなタイミングで手元に届くという流れは、生活のリズムに寄り添ってくれる点で評価されています。
保管から配送まで一貫したサービスが整っていると、利用者の手間がぐっと減るのも魅力のひとつです。
保管終了のタイミングが近づくとメールや電話で「返送予定日」を知らせてくれる
大手の宅配クリーニング業者では、布団の保管期間が終了する数日前になると、登録されたメールアドレスや電話番号に返送予定日を知らせてくれる連絡が届きます。
これにより、急な配送に驚くことなく、事前に布団を受け取る準備を整えることができます。
連絡の際には、配達日時の変更を希望できるサービスを提供している業者もあり、ライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる点が利用者に喜ばれています。
保管中の対応だけでなく、こうした細やかなアフターサービスがあることで、より安心してサービスを利用することができます。
布団の管理が完了し、無事に自宅に届くその瞬間まで、きちんとフォローされる体制が整っていることは、大きな安心感につながるものです。
しももとクリーニングは保管サービスはない!自宅でも最高の状態が保てる布団の保管方法とは?
しももとクリーニングでは、あえて保管サービスを提供していない代わりに、ご家庭で布団を最高の状態で保てるような仕上げを徹底しています。
しかし、どれだけ丁寧にクリーニングされた布団でも、その後の保管方法によっては品質を損なうことがあります。
特に湿気の多い季節や空気のこもりやすい場所では、せっかくのふっくらとした布団もカビや臭いの原因になることがあります。
そこで今回は、ご自宅で布団を長期間美しく保管するための、ちょっとしたコツと注意点についてご紹介します。
保管の環境と手順をほんの少し意識するだけで、次のシーズンも清潔で快適な布団を使えるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
自宅管理の方法1・布団は必ず【完全に乾燥させて】から収納する
布団を自宅で保管する際にまず重要なのは、「完全に乾燥させる」ことです。
しももとクリーニングで丁寧に仕上げられた布団でも、返送時にわずかな湿気が袋の中にこもっている可能性があります。
そのまま収納してしまうと、湿気が原因でカビが発生したり、いやな臭いがついたりすることもあるため、できるだけ空気にさらす時間をとることが大切です。
使う予定がすぐでなくても、布団を陰干しするだけで状態をぐっと良く保つことができます。
直射日光を避けつつ、風通しの良い場所で2〜3時間程度干してからしまうだけで、その後の保管環境が大きく変わってきます。
ひと手間かけることで、大切な布団を守ることができるのです。
しももとクリーニング後、すぐ使わない場合でも返送されたふとんをいったん陰干しして
布団がしももとクリーニングから届いたら、すぐに使用する場合はそのままでも構いませんが、しばらく保管する予定であれば、ぜひ一度陰干しをしてあげてください。
配送中に圧縮されていたり、外気温との温度差で内部に若干の湿気が残っていることもあります。
陰干しすることで、布団全体に空気が行き渡り、余分な湿気を取り除くことができます。
また、ふっくらとした感触も戻りやすくなり、次回使用するときに心地よさが段違いです。
日光ではなく陰干しを推奨するのは、直射日光によって羽毛や生地が劣化するリスクがあるためです。
ちょっとした気遣いで、長く快適に使える状態を保つことができます。
軽く空気にさらして余分な湿気を飛ばすことでカビ・ニオイ防止効果がぐんとアップする
布団を収納する前に少しの時間でも空気にさらしておくと、湿気やこもったにおいを飛ばす効果があります。
この工程を省いてしまうと、知らないうちに布団の中に湿気が残り、それがカビや悪臭の原因となることがあります。
特に日本の梅雨や夏場は空気中の湿度が高いため、保管中のトラブルも起こりやすくなります。
陰干しをすることで、布団全体に風が通り、余計な水分を取り除いてくれるだけでなく、生地の張りや質感もより良く維持されます。
収納袋に入れる前のこの一手間が、次に布団を使うときの快適さを左右する大切なポイントです。
湿気対策は見えにくいですが、丁寧にやることで大きな違いを生むものなのです。
自宅管理の方法2・保管する場所は【湿気が少ない&風通しの良いところ】を選ぶ
布団の保管場所選びは、収納の質を大きく左右する重要なポイントです。
どれだけ丁寧にクリーニングして、しっかりと乾燥させていても、保管する場所が湿気の多い空間であれば、布団にとって良くない影響が出てしまいます。
できるだけ風通しが良く、湿気がたまりにくい場所を選ぶようにしましょう。
押し入れやクローゼットを使う場合でも、少しの工夫で保管環境を改善することができます。
床に直接置かないようにしたり、時々扉を開けて空気を入れ替えたりするだけでも、布団の劣化を防ぐことができるのです。
毎日触れるものではないからこそ、意識して良い環境を整えることで、長く清潔なままで保管ができるようになります。
押し入れなら、上段のほうが風通しが良い
布団を押し入れに収納する際、可能であれば上段を使うのが理想的です。
というのも、押し入れの下段は構造上、湿気がたまりやすく、空気がこもりがちだからです。
上段の方が自然と空気が流れやすく、湿度の影響も受けにくいので、布団のようなデリケートなアイテムの保管には向いています。
さらに、すのこを敷いて空気の通り道をつくったり、防湿シートを使ったりすることで、より安心して収納できます。
ちょっとした工夫ですが、これだけでもカビやにおいの発生リスクをぐっと下げることができます。
せっかくクリーニングされた布団だからこそ、保管場所にも気を配ることが大切なのです。
クローゼットなら、壁から少し離して置くとカビが生えにくい
クローゼットに布団を収納する場合には、壁にピタリと寄せて置くのではなく、5〜10cmほど離して空間をあけるようにすると湿気対策に効果的です。
壁面は外気の影響を受けやすく、結露などが発生することもあるため、布団が直接接しているとカビの温床になりやすいのです。
また、収納時には布団圧縮袋よりも通気性のある不織布のカバーなどを使うことで、空気の循環が保たれ、湿気を逃がしやすくなります。
クローゼットの扉もときどき開けて、空気の入れ替えをしてあげるとより安心です。
クローゼットは見た目には清潔でも、実は湿気がたまりやすい場所でもありますので、小さな工夫を取り入れることで、布団を快適に保つことができるのです。
湿気の多い床下収納や納戸は避けたほうが安心
床下収納や納戸は、家の中でも特に湿気がこもりやすい場所です。
空気の流れがほとんどないため、一度湿気がたまってしまうと抜けにくく、布団の保管には向いていないのが実情です。
特に梅雨や夏場には、見えないところでカビが繁殖してしまうリスクが高まります。
布団はふっくらとしていて空気を多く含むため、湿度の影響を非常に受けやすい寝具です。
そのため、通気性に乏しい場所での長期保管は避けた方が安心です。
どうしてもその場所にしか収納できない場合は、すのこを敷いたり除湿剤を活用したりして、できるだけ湿気を逃がす工夫をしてあげましょう。
布団を守るためには、環境を整えることが何より大切なのです。
自宅管理の方法3・ 布団は【専用の通気性カバー】に入れて保管する
布団を自宅で保管する際には、通気性のある専用カバーを使用することがとても大切です。
具体的には、不織布素材や布製の収納袋が理想的です。
これらのカバーは、湿気を逃しながらホコリや汚れを防いでくれるため、布団の清潔さと快適さを長期間キープできます。
反対にビニール袋など密閉性の高い素材で包んでしまうと、内部に湿気がこもり、カビや嫌なニオイの原因になってしまいます。
見た目には保護されているように見えても、実際には布団にとって過酷な環境となってしまうのです。
しももとクリーニングでは、ご家庭でも衛生的に布団を管理していただくために、このような通気性の良いカバーを使うことを強くおすすめしています。
不織布素材の布団袋や布製の通気性カバーを使おう
布団の保管には、通気性のある不織布素材や布製の収納カバーが最も適しています。
これらは湿気がこもりにくく、布団の中まで空気が通る構造になっているため、長期保管中もふっくらとした状態をキープしやすくなります。
また、ホコリや虫からも布団を守る役割を果たしてくれます。
市販の布団袋にも多くの種類がありますが、パッケージに「通気性あり」と記載されているものを選ぶと安心です。
見た目や値段で選ぶのではなく、布団の素材や保管期間に合ったものを選ぶことが大切です。
通気性の良い袋に入れておけば、押し入れやクローゼットの中でも安心して保管できます。
ビニール袋で密封保存(→内部に湿気こもる)は絶対にNG
布団をビニール袋で包んで保管するのは絶対に避けたい方法です。
なぜならビニール袋は空気を通さないため、内部にわずかに残った湿気が逃げ場を失い、布団の内部にこもってしまうからです。
特に湿気の多い梅雨時期や夏場は、カビが発生する原因になりやすく、せっかくのクリーニング効果が台無しになってしまいます。
また、密封状態が続くとダニや雑菌も繁殖しやすくなり、衛生面でも問題が生じます。
ビニール袋は持ち運びの際には便利かもしれませんが、保管用としてはまったく適していません。
布団は長く清潔に使うためにも、必ず通気性のある素材で保管するようにしましょう。
自宅管理の方法4・保管中も定期的に空気の入れ替えをする
布団は保管中であっても、空気を通すことがとても大切です。
押し入れやクローゼットに長時間しまいっぱなしにしておくと、どうしても内部に湿気がこもってしまい、カビや嫌なニオイの原因になってしまいます。
そこでおすすめなのが、1〜2ヶ月に1度のペースで布団を取り出し、空気に触れさせる「空気の入れ替え」です。
軽く表面を広げて風にあてるだけでも、湿気を飛ばし、布団のふんわり感を維持する効果があります。
保管しているだけで安心してしまいがちですが、清潔さと快適さを保つには、こうした定期的なケアが欠かせません。
忙しい日々の中でも、ふとんを整える時間を少しだけ作ってあげると、次に使うときの心地よさがまるで違ってきます。
1〜2ヶ月に1回を目安にふとんを取り出して、軽く空気にさらそう
布団は長期間押し入れに入れっぱなしにしておくと、どうしても湿気やニオイが溜まりがちです。
そこでおすすめなのが、定期的に布団を取り出して風を通す「空気の入れ替え」です。
目安としては、1〜2ヶ月に1回程度。
完全に干す必要はなく、部屋の中で広げて軽く風を当てるだけでも十分に効果があります。
このちょっとした手間で、カビやダニの発生を予防し、布団の清潔さを長く保つことができます。
さらに、布団のふくらみも保ちやすくなり、次に使うときの快適さがまったく違います。
少しの時間と心配りで、布団は格段に長持ちするのです。
晴れた日を選んで直射日光は避けた日陰干しで十分
空気の入れ替えを行う際には、天気の良い日を選ぶのがポイントです。
ただし、布団の素材によっては強い直射日光がダメージを与えることもあるため、日陰で風通しの良い場所に干すのが理想的です。
例えば、ベランダの壁際や室内でも窓を開けた場所など、風が通るところで干すことで、布団内部の湿気をしっかり飛ばすことができます。
日陰干しでも十分な効果があり、繊維へのダメージを防ぎながら、ふんわり感を保つことができます。
毎回きっちり干す必要はありませんが、こうしたひと手間が布団の寿命を延ばし、快適な眠りを支えてくれるのです。
自宅管理の方法5・防虫・防カビ対策も忘れずに
布団を長期間保管する際には、防虫・防カビ対策をしっかり行うことも大切です。
特に湿気がこもりやすい押し入れやクローゼットでは、知らぬ間にカビや虫が発生してしまうこともあります。
そこで、保管時には市販の防虫剤や除湿剤を活用して、布団が常に清潔で安心な状態を保てるようにしましょう。
防虫剤は布団に直接触れない位置に置くことで、成分が繊維にしみ込むのを防ぎながら虫の侵入を防げます。
また、除湿剤は収納スペースの湿度を一定に保ち、カビの発生を抑える効果があります。
どちらも定期的に交換することが大切で、使用期限を過ぎると効果が落ちるため注意が必要です。
日常のちょっとした工夫で、清潔な布団を長く保つことができます。
押し入れや収納スペースには市販の防虫剤&除湿剤を設置しよう
布団を収納する場所は、通気性が悪く湿気がこもりやすいことが多いため、防虫剤や除湿剤の使用がおすすめです。
市販されている防虫剤や除湿剤は、種類も豊富で使い方も簡単なので、誰でも手軽に取り入れられます。
押し入れの奥や下の方に設置しておくことで、虫の侵入や湿気によるカビを防ぐ効果が期待できます。
布団そのものを守るだけでなく、収納空間全体の衛生状態も整えることができます。
これらのアイテムを併用することで、より安心して長期保管が可能になります。
防虫剤は布団に直接触れない位置に置きましょう
防虫剤の成分は強力であるため、布団に直接触れてしまうと、生地を傷めたり、薬剤のにおいが布団に移ってしまうことがあります。
そのため、防虫剤は必ず布団から少し離れた位置、たとえば収納ケースの隅や押し入れの棚の上などに設置するのがベストです。
空気の流れを意識しながら配置することで、防虫成分が全体に広がりやすくなり、効果的に虫の侵入を防ぐことができます。
安全かつ確実に布団を守るための工夫として、置き場所には少し気を配ってみましょう。
防虫剤には使用期限があります!期限切れになったら交換をしましょう
意外と忘れがちなのが、防虫剤の使用期限です。
多くの防虫剤には有効期間が記載されており、期限を過ぎると効果が薄れてしまいます。
気づかないまま長期間放置してしまうと、せっかく設置していても虫から布団を守ることができません。
保管前に防虫剤のパッケージを確認して、有効期限をメモしておくと安心です。
シーズンごとに交換するなど、定期的なチェックを習慣にすることで、布団のトラブルを未然に防ぐことができます。
ちょっとした管理の差が、長く使える布団作りにつながるのです。
しももとクリーニングは保管サービスなし!それでも利用を決めたユーザーの口コミを紹介します
良い口コミ1・しももとは仕上がりが圧倒的だから、保管サービスがなくても全然満足でした
良い口コミ2・保管してもらうより、キレイになった布団をすぐ使える方が嬉しかった
良い口コミ3・通気性カバーを使ったり、除湿剤置いたら、家でも全然問題なかった
良い口コミ4・保管サービスが付くと料金上がるから、しももとはシンプルでいいと思った
良い口コミ5・保管なしのこともちゃんと説明してくれて、逆に信頼できた
悪い口コミ1・マンション暮らしだから、保管してもらえたらもっと助かったかな
悪い口コミ2・押し入れの湿気が心配で、除湿剤たくさん使いました
悪い口コミ3・せっかくキレイになったのに、忙しくてしまいっぱなしになりそうで怖かった
悪い口コミ4・保管サービス付きなら、何も考えずにラクだったかな〜とは思った
悪い口コミ5・料金重視か、保管あり便利さ重視かでギリギリまで迷いました
しももとクリーニングは保管サービスがある?についてよくある質問
しももとクリーニングの口コミや評判について教えてください
しももとクリーニングは、利用者からの口コミで「仕上がりがふっくらしていて気持ちいい」「アレルギー持ちの子どもにも安心して使える」といった声が多く寄せられています。
特に無添加洗剤での手洗い仕上げが好評で、肌に直接触れる布団を安心して預けられるという評価が目立ちます。
また、地域によっては納期がやや長く感じる方もいるようですが、その分一枚一枚丁寧に仕上げているという信頼感が生まれているようです。
さらに、対応も丁寧で安心して任せられるとのコメントも多く、リピーターが多いのも特徴のひとつです。
宅配サービスの利便性も相まって、忙しい方にも選ばれていることがわかります。
関連ページ:しももとクリーニングの口コミや特徴は?仕上がりや納期・料金について解説します
しももとクリーニングの利用料金について教えてください
しももとクリーニングでは、布団の種類や枚数によって利用料金が変わりますが、明瞭でシンプルな料金体系が魅力のひとつです。
たとえば、布団1枚からでも依頼可能で、セット割引や複数枚のまとめ洗いにも対応しています。
また、防ダニ加工やアレルギー対策オプションなども追加できるため、目的に合わせてサービスを選びやすくなっています。
高品質な仕上がりに対してコストパフォーマンスが良いと感じるユーザーも多く、価格と品質のバランスを重視する方にとっては非常に満足度の高い内容になっています。
送料も基本的にはサービス内に含まれていることが多いため、全国どこからでも利用しやすいのも嬉しいポイントです。
関連ページ:しももとクリーニングの料金は?宅配クリーニングのお得なコースや注意点について
しももとクリーニングの毛布の丸洗いはできる?
しももとクリーニングでは、布団だけでなく毛布の丸洗いにも対応しています。
しかも、肌に優しい洗剤を使いながら、ふんわりと仕上げるための特別な乾燥技術も取り入れており、毛布独特の柔らかさや質感を保ったまま清潔にしてくれるのが特徴です。
普段自宅ではなかなか洗いにくい厚手の毛布や、アレルギーが気になるご家庭でも安心して利用できると評判です。
また、毛布は単体でも依頼できるうえに、布団とセットで依頼すれば送料やコストの面でもよりお得に活用できます。
ペットの毛やホコリなどを取り除きたいというニーズにも応えてくれるため、季節の変わり目のクリーニングにもぴったりです。
関連ページ:しももとクリーニングは毛布も丸洗いできる?おすすめポイントや宅クリーニングの配料金は?
しももとクリーニングの梱包方法について教えてください
しももとクリーニングでは、梱包方法がとてもシンプルで利用者に優しいと好評です。
専用の圧縮袋や梱包キットが送られてくるため、それに従って布団を入れるだけで発送準備が完了します。
丁寧なガイドが付属しており、初めて利用する方でも迷わず作業できる工夫がされています。
また、圧縮に不安を感じる方のために、ふとんの厚みに合わせた調整のアドバイスも提供しており、布団に負担をかけすぎない形での発送が可能になっています。
布団を安全かつスムーズに配送するための仕組みが整っており、送り出す際の不安を減らしてくれるのも大きな魅力です。
再利用可能な資材を使用している点も、環境に配慮した取り組みとして評価されています。
関連ページ:しももとクリーニングの布団の梱包方法や注意点/仕上がりまでの期間は?
しももとクリーニングの保管サービスについて教えてください
しももとクリーニングでは、布団の保管サービスは提供していません。
その理由は、クリーニング後すぐに最高の状態でお客様に使ってほしいというこだわりと、保管中に生じる可能性のある湿気やニオイの付着などのリスクを避けたいという思いがあるからです。
また、他人の布団と同じ空間で保管することへの衛生的な懸念や、保管による圧縮・劣化を防ぐためにも、保管サービスはあえて行っていないとのことです。
その代わり、ご家庭での長期保存に耐えられるよう、布団の芯までしっかりと乾燥・除菌された仕上げを提供しており、自宅での保管にも安心感があります。
こうした丁寧な仕上げが、サービスへの信頼にもつながっています。
関連ページ:しももとクリーニングには保管サービスはある?布団保管サービスのオプションや保管方法は?
しももとクリーニングのふとん丸洗いはドライクリーニングですか?
しももとクリーニングのふとん丸洗いは、ドライクリーニングではなく「水洗い」です。
布団を中綿からしっかりと洗うために、たっぷりの水と中性洗剤を使用して、丸ごと丁寧に洗浄します。
ドライクリーニングでは落としきれない汗や皮脂、アレルゲンなどをしっかり取り除けるため、アレルギーが気になる方や、小さなお子様のいるご家庭にも安心してご利用いただけます。
水洗い後は、高温の風で中綿の奥までしっかりと乾燥・除菌するので、ふわっとした仕上がりとともに、清潔感もたっぷり感じていただけます。
ふとんを清潔に保ちたい方には、特におすすめの方法です。
しももとクリーニングは羽毛ふとんは洗えますか?
はい、しももとクリーニングでは羽毛ふとんも安心してお任せいただけます。
羽毛ふとんは特に繊細な素材ですが、当店では水をたっぷり使った専用の洗浄方法で、羽毛のふくらみを損なわないよう丁寧に洗い上げています。
洗剤や水温、脱水の加減にも配慮し、羽毛本来の軽さや柔らかさを保つことを最優先に考えています。
また、洗浄後は中までしっかりと乾燥させ、においや湿気を残さないよう仕上げておりますので、安心して長くご愛用いただけます。
羽毛のぺたんこ感が気になっている方にも、ご満足いただけるふっくら仕上がりをお届けしています。
しももとクリーニングは納期はでのくらいですか?
しももとクリーニングの納期は、通常でおおよそ2週間前後となっています。
ただし、混雑状況や時期によっては若干の変動がある場合もあります。
例えば、衣替えシーズンなどの繁忙期には、通常よりも数日程度長くかかることがございますが、それでも一つひとつ丁寧に手作業で仕上げる品質は変わりません。
急ぎでお使いになりたい場合は、事前にご相談いただければ、できる限り柔軟に対応できるよう努めております。
丁寧な水洗いと高温乾燥、検品作業を経て、大切な布団を気持ちの良い状態でお返しいたしますので、少し余裕を持ってご依頼いただけると安心です。
しももとクリーニングのキャンセルについて教えてください
しももとクリーニングでは、ご注文後にキャンセルをご希望の場合は、発送前であれば基本的に対応が可能です。
ただし、集荷キットの発送後や、布団をお預かりした後のキャンセルについては、進行状況によってキャンセル料が発生することがあります。
そのため、もし変更やキャンセルをご希望の場合は、なるべくお早めにご連絡いただくことをおすすめしております。
また、クリーニングが進行してしまった場合には、内容に応じた実費を頂戴することがありますので、その点もご理解ください。
お客様にとって無理のないご利用ができるよう、丁寧なご対応を心がけております。
しももとクリーニングの注文から仕上げまでの利用の流れについて教えてください
しももとクリーニングをご利用いただく際は、まずWEBから注文をしていただき、専用の集荷キットをお受け取りいただくところからスタートします。
その後、布団をキットに詰めてご返送いただきます。
工場に到着した布団は、一つひとつ状態を確認し、水洗い・乾燥・仕上げの工程を経て、丁寧にクリーニングされます。
その後、検品を通過した布団は、再び梱包されてご自宅に返送される流れとなります。
全体の流れはとてもシンプルですが、工程一つひとつにしっかりとしたプロのこだわりが込められていますので、安心してご利用いただけます。
初めての方でも、スムーズに進められるようなサポート体制も整えています。
しももとクリーニングのダウンジャケットのクリーニング料金について教えてください
しももとクリーニングでは、ダウンジャケットのクリーニングも承っております。
料金はダウンの種類や長さ、ブランドのグレードなどによって異なりますが、標準的なダウンジャケットであればおおよそ6,000円〜8,000円前後となることが多いです。
高級ブランドや特殊素材を使用したものは別途お見積もりが必要な場合もありますが、その分しっかりと素材に合わせた丁寧な処理を行っています。
羽毛のふくらみを損なわない水洗いと、高温乾燥による清潔な仕上がりを提供しており、一般的なクリーニングとは一線を画す品質を体感いただけます。
大切な一着を長く着るために、定期的なクリーニングをおすすめしています。
しももとクリーニングのペット用品の宅配クリーニングサービスはどのようなものですか?
しももとクリーニングでは、ペットと暮らす方々に向けて、ペット用品専用の宅配クリーニングサービスを展開しています。
たとえば、ペットベッドやマット、ブランケットなど、人と同じように清潔を保ちたいアイテムを丸洗いし、細部まで丁寧に仕上げています。
動物特有のニオイや皮脂汚れを落とすために、専用の洗剤と高温の乾燥設備を使い、菌の繁殖やカビの発生を防ぎながら仕上げます。
さらに、アレルゲンとなる毛やフケの除去にも配慮しているため、ペットだけでなく人にとっても衛生的な環境を保つお手伝いが可能です。
ペットの健康と快適さを大切にしたい飼い主さまにおすすめのサービスです。
参照: よくある質問 (しももとクリーニング)
しももとクリーニングは保管サービスがある?他の宅配クリーニングと比較しました
サービス名 | 対応地域 | クリーニング内容 | 料金 |
リナビス | 全国 | 衣類、スーツ、着物、毛皮、布団、皮革、ブランド品、バッグ、靴、カーテン、絨毯、テントなど | ・衣類3点コース7,800円~
・着物コース14,300円 ・毛皮コース22,600円 ・布団1枚10,500円 など |
しももとクリーニング | 全国 | 布団 | ・羽毛毛布1枚11,880円 |
Loop Laundry | 全国 | 衣類、寝具、カーテンなど | ・9,700円/月
※サブスクサービスです |
宅配クリーニング 大和屋 | 全国 | 衣類、布団 | ・掛け布団1枚14,450円 |
GiVu | 全国 | 衣類、布団、バッグなど | ・クリーニングバック6,500円~ |
カジタク | 全国 | 衣類、布団など | ・布団1枚13,640円~ |
リネット | 全国 | 衣類、靴、布団など | ・ダウンジャケット1枚2,970円~ |
せんたく便 | 全国 | 衣類、布団、ぬいぐるみ、靴、革など | ・ダウンジャケット1枚1,053円~ |
モクリン | 全国 | 衣類 | ・3点コース10,780円 |
プラスキューブ | 全国 | 衣類 | ・5点パック11,000円 |
フラットクリーニング | 全国 | 衣類 | ・10点パック9,339円 |
クリーニングモンスター | 全国 | 衣類、布団、ぬいぐるみ | ・5点コース13,200円 |
しももとクリーニングには保管サービスはある?布団保管サービスのオプションや保管方法まとめ
本日は、しももとクリーニングの保管サービスについてご紹介しました。
布団の保管方法やオプションについて詳しくまとめました。
保管サービスは、季節ごとの衣替えやスペースの問題を解決するのに便利なサービスです。
しももとクリーニングでは、お客様の布団を適切な環境で保管し、清潔な状態でお届けすることをお約束しています。
布団の保管には、適切な湿度や温度管理が必要です。
しももとクリーニングでは、専用の保管スペースを使い、布団を適切に保管しています。
また、オプションとして、布団カバーの利用や定期的な換気・消臭サービスもご用意しております。
これらのサービスを利用することで、いつでも清潔な布団をご利用いただけます。
布団の保管は、快適な睡眠環境を保つために重要な要素です。
しももとクリーニングの保管サービスを活用することで、いつでも清潔で快適な布団をご利用いただけます。
お客様の大切な布団を安心してお預かりし、いつでもご利用いただけるように努めてまいります。
しももとクリーニングの保管サービスをご利用いただき、快適で清潔な布団ライフをお楽しみください。
今後とも、しももとクリーニングをよろしくお願い申し上げます。